狙いは中国からのインバウンド

西鉄、高速バス「佐賀空港~福岡線」にてQR決済サービスをスタート
西日本鉄道株式会社は、高速バス「佐賀空港~福岡線」にQR決済サービスを導入し、2月2日の運行便より、「Alipay(アリペイ:支付宝)」「WeChat Pay(ウィチャットペイ:微信支付)」での支払いに対応することになりました。
インバウンド、運転士側双方にメリット
高速バス「佐賀空港~福岡線」は、九州佐賀国際空港と博多駅・キャナルシティ博多・天神を約120分で結ぶ路線です。
これまで、同路線は、国際線「佐賀-上海便」の運航に合わせて、月・水・土曜日の週3日・各日1往復のみ運行していましたが、1月24日より、上海便が木曜日にも就航したことから、月・水・木・土曜日の週4日・各日1往復に増便。多くの訪日中国人観光客が利用しています。
インバウンド利用客は、バス降車の際、運転士にQR決済を利用する旨を伝達。「Alipay」「WeChat Pay」の支払いコードを表示したスマートフォンを、運賃箱上の読み取り端末にかざすだけで決済完了となります。
同社は、今回の取り組みが、インバウンドの利便性向上と、両替など運賃収受業務の効率化、ならびに時間短縮につながるものとして、期待を寄せています。今後も、路線ごとのニーズに対応することで、顧客の利便性向上に努めていく考えです。
(訪日ラボより記事引用)
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